日中はまだまだ暑いここチェンナイ。
それでも朝晩は30℃を下回る過ごしやすさを感じることができる。夜中には大雨も降るし。
そんな季節の中、夏風邪をひいた筆者は、もう3週間も咳き込んでいる。
いやあ、治らないねぇ。
さて「シロアリ」被害に見舞われている中、気分転換の旅に出た。
土日の2日間で「カンボジア・シェムリアップ」への弾丸ツアーの旅だ。
MAA 00:55 ―> BKK 05:55 BKK 08:00 ―> REP 09:00
REP 16:00 ―> BKK 17:15 BKK 21:50 ―> MAA 23:40
バンコクからシェムリアップまではおよそ1時間のフライトで、飛行機はプロペラ機。
おそらく筆者は初めてのプロペラ機だと思うが、なかなか快適な飛行だった。
さて、空港に到着するとエアポートタクシーを頼んでホテルへ。
そしてそのタクシーをそのまま1日チャーターして「アンコール遺跡群」を観光した。
何の予備知識も無く、また予習すらせずに出かけたのだが、遺跡感たっぷりでよかった。
夕方には少し足を延ばして「トンレサップ湖」湖岸の水上生活村をボート観光した。
ここの人たちは観光客慣れしているせいか、生活の全てが丸見えでもへっちゃらのようだ。
水上にはミニスーパーやGASスタンド、レストランに学校といろいろある。
小学生くらいの女の子2人がボートを操縦しながら、何か小物を売っている。
それにしてもハングルの文字と韓国旗が目立った。
さて翌日はさらに足を延ばして、ベンメリアという遺跡を訪れた。
行く道すがら、道ばたはにたくさんの BAMBOORICE を売っていた。
これは竹筒に餅米と小豆をいれてそのまま直火で炊いている。
一つ食べてみたが、味はまるで赤飯なのだ。そりゃあそうか。
ベンメリアは「天空の城ラピュタ」を感じさせることで有名らしい。
ジブリアニメに疎い筆者は、何のことだかさっぱりなのだが、日本人環境客は「おお、ラピュタだあ~」と。
それにしても中国人観光客だらけ。
天気にも恵まれ、駆け足のアンコール群遺跡を巡る旅であったが、街も綺麗だし、ご飯も美味しい。また時間をかけてきてみたいと思う。
シェムリアップ空港に着くと、いきなりのスコール。
飛行機の出発は遅れたが、順調に家路に。時計の針は深夜0時を大きく回り月曜日になっていた。
そしてまた現実に戻ってここチェンナイでの一週間。
風邪が治らない。咳が止まらない。こんなに長引くのは初めてだ。
風邪にアルコール消毒は効かないらしい。きっとビタミン不足なのだろう。
そうか、今度はビタミンの旅に出かけようか・・・