2015年10月31日土曜日

アグラの旅

Second Summer も終わったものの、日中はまだまだ暑い、ここチェンナイ。
長引いていた風邪がやっと治ったかなあと思っていたら、なんだかまた気配が・・・
気がつけばチェンナイ生活も2年が過ぎ、3年目に突入だ。
もうじき3度目の Deepavali がやって来る。

日本では9月の大型連休シルバーウィークのころ、筆者は1泊2日の弾丸ツアーでアグラの旅に出かけた。
「タージ・マハルを見ずして日本に戻った者は再びインドに赴任することになるだろう」
これは、ここインドに駐在する(一部の)日本人の中に伝わるジンクスだと言われている。
ニュー・デリーを市内観光してランチ。その後、世界遺産めぐり。


宿はグルガオンの DIA PARK PREMIER HOTEL 。日本人ビジネスマンに嬉しいホスピタリティだ。
そして翌日は早朝からアグラに向かってGO!
その道すがら、近代的なビジネスパーク、巨大なマンション群、サーキット場、広大な田園風景、そしてレンガを焼く大きな煙突があちこちに。
延々と車に揺られて行くとアグラの街に到着。そしてちらっと車窓から見えたのが タージ・マハル だ。
天気もいいし、人も多い。そして暑い。

ぐるーっとおよそ1時間見て回ると、汗だく。日本人観光客も多い。
ガイドさん曰く、
「このタージ・マハルもイギリスに持って行こうと考えたらしいのだが、さすがに断念したんです」と。
全て大理石で組み立てられているわけではなく、レンガ造りの外側に大理石で化粧しているんだとか。

そして次は アグラ城 へ。ここから見えるタージ・マハルもいい。
ここはまだ軍が施設として使っているので、観光で見ることのできるのは半分以下だとか。

ガイドに連れらえて地元のインドレストランでランチなのだが、たくさんのお客さんのほとんどが 日本人 なのだ。
まあよくある観光地のレストラン。
ここで北インドのカレーとビールを頂いて帰路へ。
デリーの空港まで延々と車で・・・さすがに市内では日曜日だというのに大渋滞があったり。
空港についてが時間はたっぷり。しかもチェンナイ行きは Delay だ。
ビールを飲みながら時間潰し。こういうことができるからいい。チェンナイではできないから。

1時間遅れで飛び立った飛行機は、揺れる揺れる。
機内アナウンスではチェンナイが大雨のようなことを言ってる。
ところが空港に着陸してみると、雨の様子がない。
「あれ、降ってないなあ~」
「なんだか広くて飛行機も多いぞ」
などと言っていると、隣のお兄ちゃんが携帯電話で何か話し出したのだが “バンガロール” と言っている・・・
「おっ、ここバンガロールだ!」
そうなので、チェンナイは大雨で天候不順なので、バンガロールに着陸したのだ。
その後無事チェンナイに飛び立ち、深夜2時半には家に帰ることができたのだ。

・・・とここまで書いて、気がつけば1ヶ月が過ぎた。
気がつけば10月も終わろうとしている。
季節もモーンスーンの頃になり、雨模様の毎日だ。

先日、ここチェンナイに赴任されている人との会話で、
「私は3回目のチェンナイ駐在です」
「私は2回目です」
という人と出会った。
「もしかして、タージ・マハルに行ってないんですか?」
「何度も行きましたよ」
「そんなジンクスはありません。あるとすれば 0 か 2 以上でしょうね」
・・・そうなんだぁ